通訳案内士 二次試験 質疑応答の対策

この記事では二次試験の最後のパート、質疑応答について書きます。

英会話対策

質疑応答対策は、実質的には英会話ができるかどうかです。質疑応答の前の問題すなわち逐次通訳とスピーチは、英会話ではありません。日本語を英語に訳す問題と、テーマについて英作文して読み上げる問題です。英語を聞いてレスポンスする能力はまだ問われていません。

長かった通訳案内士試験の最後の最後に英会話能力は問われます。ですが、英会話としては難易度の高いものではありません。内容的には、2分間スピーチを行うことができればそのテーマについて知識は充分でしょうから、聞かれたことに英語で答えるだけです。ただ、英会話ができない人には厳しい試験だと思います。よく世間で言われる「TOEIC900点取ったのに英会話できない人」などはここでつまずくと思います。まあ実際にはそんな人はほとんど居ませんが。

英会話の練習はやはり、スピーチ対策の記事でも書きましたが、オンライン英会話が有効だと思います。英会話が苦手な人は普通に英語で応答できるようになるまでオンライン英会話をやりましょう。どうせやるならこの試験の対策としてやった方が有効ですので、私の方法を紹介します。

私は二次試験対策は、25分間のオンライン英会話の1コマの中で

  1. テーマを宣言し、2分間スピーチする
  2. 質疑応答する

という流れを2セット行っていました。開始早々に授業の組み立てを先生に

“I’d like to talk about ninja today. I will explain it for two minutes. After that, please ask me anything about it.”

と希望を言っていました。中には、私のスピーチの途中で遮って質問をしてくる先生も居ました。応答するも良し、”Please let me talk for two minutes.”と優しく言うのも良いと思います。

私が気を使ったことは、スピーチの原稿を自分で書くことと、その原稿をできるだけ暗唱しないことでした。スピーチの原稿は、

英語で語る日本事情2020

などをそのまま暗唱せず、自分で原稿を書いた方が、自分の英語の語彙で話す練習ができて良いと思ったのです。本の英語はきれいです。英語の勉強がしたいなら、『日本事情』の暗唱は効果的でしょう。ただ、私は、自分のレベルの語彙で2分間話す練習が有効だと思い、原稿は全て自分で英作文しました。

それを敢えて暗唱しなかったのは、どうせ本番の試験では用意したテーマがそのまま出ることは無いため、考えながらスピーチすることになるからです。だったら練習段階から考えながらスピーチする練習をした方が良いと思ったのです。オンライン英会話でも、テーマについて話す内容の骨子だけを決めておき、毎回頭の中で英作文をしながらスピーチしてました。

通訳案内士試験対策用のテキストを暗唱することは英語学習という点でも試験対策という点でも有効です。ただ、私は上記の理由で敢えて暗唱はしませんでした。

難質問対策

この試験で最も困るのが、やはり1問ぐらいは、どうやっても分からないことを聞かれてしまうことです。この試験を、新人ガイドになったつもりのロールプレイングと捉えるならば、

“I’m sorry. I don’t know it. I will research it and tell you later.”

と言うのが良いでしょう。オンライン英会話だったら、実際に調べて次の授業で先生に教えてあげれば良いと思います。もしくは、ちょっと関係があるだけの別の事柄を無理やり回答するという高等テクニックもあります。

「〜は知らないけど…なら知ってます!」

というやつです。

これはどうしても分からない質問をされた時の言い訳みたいなもので、やはり練習段階では色んな質問に答えられる実力を身につけるべきです。オンライン英会話で色んなテーマについて質疑応答をしていれば、外国人がしてくる質問というのも何となくパターンが分かってくると思います。温泉や旅館など旅行関係だったら場所や値段を聞かれたり、忍者だったら忍者になれますか?とか突飛な質問が来ますので、そういうのに対してオンライン英会話で慣れておくことが大事です。

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