通訳案内士 二次試験 スピーチ対策

今回は通訳案内士試験の二次試験の、スピーチの対策について書きます。

日本文化についての勉強

スピーチでは、それぞれ1つずつスピーチのテーマが書かれた3枚の紙が渡され、1枚を選び、30秒の準備時間の後に2分間のスピーチをします。当然ながら2分に近い時間スピーチをすることが求められます。

テーマは典型的な問題では歌舞伎や富士山など、ちょっと外した問題では福袋や東海道五十三次などがありますが、いずれも日本の地理、歴史、日本文化についてのテーマです。出題されそうな日本文化について、2分間でスピーチをする練習をすることが、基本的な対策方法となります。

テキストとしては

英語で語る日本事情2020

改訂版 英語で日本紹介ハンドブック

これを使いました。日本文化として有名なトピックについて基本的な説明をしたのが『日本事情』で、ややマイナーな豆知識も掲載しているのが『日本紹介ハンドブック』です。これらの本は、通読し、音読しました。

これらの本の英語部分を暗唱するのも良いとは思いますが、私は自分でテーマを絞り、それについて上記の本を参考にして自分で英作文して2分間スピーチの原稿を作成しました。自分の英語の方が試験本番に思い出しやすいと思ったからです。

オンライン英会話の活用

自分で作成した原稿のスピーチを暗唱したら、オンライン英会話の先生に、2分間のスピーチを聞いてもらいました。その際、あくまで人に対してスピーチを行う練習ですので、英語表現が正しいかの添削などはしてもらいませんでした。

そもそもオンライン英会話は英語を話す訓練として非常に有効なので、全般的に二次試験の対策として有効です。二次試験対策期間は毎日25分は受講した方が良いと思います。

ポイント

この問題では、3つのテーマについて全く知らない場合、かなり厳しい戦いになります。スピーチが全く出てこなければ、即不合格してしまうでしょう。なので何かを話さなければなりません。強引に自分の知ってる話と結びつけるぐらいしか手が無いと思います。

そうならないようにするためには、範囲を絞って得意なテーマを作りつつ、マイナーなテーマも、ある程度知識を準備をしておく必要があります。かと言って全部英語でスピーチ原稿を作るのは大変なので、日本語で調べておくぐらいで良いと思います。原稿を作っていないテーマが出題されたら、その場でスピーチを組み立てるしかありません。これは、普段からオンライン英会話で会話しておくことや、自分で色んなテーマについて2分間スピーチの原稿を英作文しておくことぐらいしか対策はありません。

とにかく、2分に近い時間話せればこの試験問題としては通過できますので、オンライン英会話で英語をひねり出す練習をしておきましょう!

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