通訳案内士 一次試験 日本歴史の対策

日本歴史は通訳案内士試験の筆記試験の中では最も暗記すべき分量が多い厳しい科目です。センター試験の日本史で60点以上取得していれば免除になるので、日本史を選択していた人はラッキーでしょう。私は世界史選択だったので、日本史は一から勉強することになり、本当に大変でした。

日本史なんて中学でやってるから大丈夫だろう、と思いきや、通訳案内士試験の日本歴史は、中学日本史のレベルを遥かに凌ぐ難問ぞろいなんです。だったらセンター試験と同レベルか?と言うと、レベルは近いかもしれませんが、出題傾向が明らかに違います。

これは、センター試験から社会・経済・人々の暮らしに関する問題を減らし、人物と文化史に主眼を置いた試験です。17世紀の経済とか、そういうのはあんまり出ません。あくまで将軍の名前とセットで出題され、どの将軍が何をしたか、という問題の中で、ちらっと経済の話しが出るぐらいです。政治史に関してはとにかく人物名が主体の試験なんです。

そして、文化史の割合が非常に高いです。受験日本史では軽視されがちな文化史ですが、通訳案内士試験では、日本歴史の問題の半分近くが何らかの形で文化史と絡みます。ストレートに人物名と作品名を答える問題が多いです。人物名と文化史が多く、社会・経済の問題がほぼ出ないので、まさに日本史クイズみたいな様相の試験です。すると必然的に、攻略法はひたすら暗記するしか無くなります。ただ、出る所と出ない所はハッキリ分かれているので、無駄を省いて暗記したいところです。

では、政治史と文化史を二本柱として、具体的に攻略法を書いていきます。

まず政治史ですが、さすがにある程度の流れが分かっていないと厳しいので、日本史は中学以来だよ、という人は日本史の流れが分かる教材を通読することをオススメします。この本

などがオススメです。流れを掴んだら人物名などを暗記します。私は音声でも勉強できることに惹かれてこの本

を使っていました。ただ、この選択が正解だったか私には分かりません。ちょっとこの本の音声は情報が多すぎて冗長かもしれません。とにかく、重要人物に的を絞って暗記できればテキストは何でも良いと思います。本当は日本史の教科書が一番コンパクトで情報が多いのですが、教科書は読んでて面白くないので歴史が本当に好きな人にしかオススメしません。そして歴史が好きな人はだいたいセンター試験の日本史で60点以上を取っているから日本歴史は免除の資格があるわけですが。

通訳案内士の政治史では、地名と絡めた問題が必ず出るという特徴もあります。政治史上のできごとは、日本地図上のどこで起きたのか、と併せて覚える必要があります。例えばラックスマンが根室に来航したとかレザノフが長崎に来航したとか、そういうことです。因みにこの辺の外国人絡みの問題は超頻出です。

次は文化史です。

文化史は本当にクイズみたいなもので、芸術家なら名前と作品のセットを暗記、宗教なら開祖の名前と宗派の暗記など、ひたすら暗記です。暗記の軸としては同じく石川晶康先生の実況中継

が良いと思います。何度も読んで暗記しました。その際、絵画や建築は、絵や写真を見て解答する問題が必ず出るため、実況中継は日本史の図録と併せて読んだ方が良いです。

この図録は年表や地図も多数掲載されており、政治史の暗記でも非常に役に立ちます。マストバイです。

日本歴史は本当に、上記の教材を繰返し読み込み、暗記するしかないです。加えて過去問が最も大事な問題集であることは間違いありませんが、過去問は試験範囲を網羅したテキストではありませんので、やはり他の教材と併用しなければなりません。私は過去問はこれを使いました。

ひたすら暗記の、非常に厳しい科目ですが頑張りましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です